
2000年に発足した日本発の人道支援プラットフォームである特定非営利活動法人(認定NPO法人) ジャパン・プラットフォーム(JPF)様。
2023年4月の公式サイトリニューアル以降、PV数が大きく減少し、特に自然検索からの流入が年々減少していることが、25周年を迎える同団体にとって大きな課題となっていました。
そこで本プロジェクトでは、株式会社メディアリーチが「現状把握と課題整理」から入り、キーワード調査・自社/競合分析・記事制作の推奨キーワード設計を実施。
特に初期6カ月は寄付関連の導線改善に集中し、SEO経由の寄付CV獲得を効果測定の中心に据えながら、施策の実行と改善を推進しました。
メディアリーチ: まず、団体の活動について教えてください。
ご担当者様:
当団体は、緊急人道支援を迅速かつ効果的に届けるため、2000年に発足した日本発の人道支援のプラットフォームです。
NGO、企業、政府が対等なパートナーとして連携し、国内外の自然災害や紛争により被災・避難を余儀なくされた人々へ、日本からの支援を迅速・効果的に届けています。

また、各得意分野を持つ45以上の加盟NGOを支える中間支援組織として、資金・情報・ノウハウをつなぐ役割を担うとともに、政府も参画する官民連携のネットワークを構築しています。この仕組みは、世界的にも類を見ない、日本独自の中間支援ネットワークとして機能しています。
メディアリーチ: 活動を知っていただく機会づくりとして、Webサイトの役割も大きいですよね。
ご担当者様:
はい。当団体は、緊急人道支援を届ける日本発の国際NGOとして、国内外の自然災害の被災者や、紛争により難民・国内避難民となった人々へ、日本からの支援を迅速・効果的に届けています。
まずは、世界で起きているこうした現状に関心を寄せていただくことが何より重要だと感じています。そのためにも、私たちの存在や活動を知っていただく機会を広げられるよう、多くの方にアクセスしていただけるサイトづくりを目指し、今後もSEO対策を進めていきたいと考えています。
メディアリーチ: 今回ご相談いただいた背景を教えてください。
ご担当者様:
2023年4月の公式サイトリニューアル以降、PV数が大きく減少しました。
特に、同時期にそれまで注力していた自力で効果をあげていたSEO対策を停止したり、2022年に広告投資を開始した影響により、リニューアル前に主要な流入経路であった自然検索によるPVが年々減少している点が、25周年を迎える当団体にとって大きな課題となっていました。
アクセス数の改善や、緊急災害プログラム立ち上げ時および平時における自然検索流入の回復を目指すこと、専門家によるコンサルティングを導入し、現状の把握と課題の整理を行いながら効果的なSEO対策の実施をすることを目的に、コンサル会社への依頼を検討することになりました。
メディアリーチ: 最終的に当社へご依頼いただいた理由はどこにありましたか?
ご担当者様:
その結果、100以上の業界・業種での実績を持ち、豊富なノウハウと経験を備えたSEOコンサルタントが担当してくださるメディアリーチ様にお願いすることにいたしました。
メディアリーチ: ご支援開始直後は、どのようなことから着手しましたか?
ご担当者様:
支援開始にあたり、まずはサイトの現状把握と課題の整理からお願いしました。キーワード調査をはじめ、自社・競合分析、記事制作における推奨キーワードや軸となるキーワードのご報告をいただきました。
メディアリーチ: 初期フェーズの重点テーマはどこでしたか?
ご担当者様:
特に、最初の6カ月間は集中して寄付関連の導線改善を目指し、SEO経由の寄付CV獲得を効果測定に据えました。寄付導線の改善施策や記事制作に関するきめ細かなご提案をいただいたことで、その9割近くの施策を実施することができました。
メディアリーチ: 寄付導線以外の改善も進みましたか?
ご担当者様:
はい。プログラムページについても、わずかな工夫でより分かりやすく、検索にもヒットしやすくなるご提案をいただき、改善を進めることができています。
JPF様のプログラムページ例:ガザ人道危機対応支援/ガザ飢きん緊急支援(寄付受付中)

メディアリーチ: 取り組みの成果について、可能な範囲で教えてください。
ご担当者様:
施策の結果、約6ヶ月で以下の成果が得られました。
SEO経由CV数:923%増 ※
SEO経由CVR:800%改善 ※
支援開始前(1月~7月):0.02%/月平均
CVR施策実施後(8月~11月):0.16%/月平均
※2025年8月上旬に、クロスドメイン設定を実施したことにより、数値が実際より押し上げられている可能性があります。
メディアリーチ: 既存ページの改善では、どのような手応えがありましたか?
ご担当者様:
既存ページの順位改善も進みました。トップページの次に流入数の多いページで、見出しタグ改善を実施しました。施策実施後、Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスで、平均掲載順位が10位前後から7位前後まで上昇しています。

※num100問題の影響もありますが、個別調査では、同タイミングで実態として平均掲載順位の上昇を確認済み
メディアリーチ: コラム施策についても教えてください。
ご担当者様:
「寄付 やり方」をメインKWとした新規コラム記事制作について、構成案のご提案と実施を進めました。公開後、「寄付 やり方」「寄付 はじめて」といった狙ったキーワードで、検索結果1ページ目の掲載が確認できています。
今後、継続的にコラム掲載・リライトを進めることで上位化し、SEO経由の流入が増やせる見込みがあると考えています。

参考:はじめての寄付のやり方完全ガイド!~失敗しない寄付先の選び方も
メディアリーチ: 当社の対応や支援内容はいかがでしたか?
ご担当者様:
契約前のご提案段階から、当団体に合わせた的確なリサーチとご提案をいただき、大きな信頼感を持って安心して依頼することができました。
メディアリーチ: 実行面で役立った点はありますか?
ご担当者様:
契約後も変わらず丁寧かつきめ細やかなご対応をいただき、特に施策管理表はわかりやすく、的確な指示をいただけましたので、施策をスムーズに進めることができました。
メディアリーチ: その他の支援面はいかがでしたか?
ご担当者様:
その他のWeb関連の疑問にも柔軟にご相談に乗っていただき、大変心強く感じております。今後も取り組むべき課題は多くありますので、引き続きご提案を参考に改善を進めていきたいと考えています。
メディアリーチ: 最後に、今後の方針を教えてください。
ご担当者様:
SEO改善にはまだまだ時間もかかりますし、記事制作を含めた多くの施策が必要になってきますので、今後もお付き合いいただき、さらなる改善を目指していきたいと考えています。
世界で起きている自然災害や紛争の現状に関心を寄せていただくことが重要だと感じています。そのためにも、多くの方にアクセスしていただけるサイトづくりを目指し、今後もSEO対策を進めてまいります。

ジャパン・プラットフォーム様との取り組みでは、単なるアクセス回復ではなく、「支援の必要性や活動内容が、必要とする人に正しく届く状態を取り戻すこと」を最も重要なテーマとして支援を進めました。
サイトリニューアル後のPV減少という分かりやすい課題の裏には、自然検索流入の構造変化や、寄付導線・コンテンツ設計の歪みが複合的に存在していました。そのため、初期段階では施策を急ぐのではなく、現状把握と課題整理、そして優先順位の明確化に注力しています。
特に、寄付導線改善やコラム設計では、「検索されること」と「行動につながること」の両立を意識し、実行可能性の高い提案を積み重ねてきました。数値改善はあくまで結果であり、本質は継続的に改善を回せる基盤が整いつつある点にあります。今後も、活動への共感と支援につながる情報発信を、SEOの観点から伴走していければと考えています。

非指名キーワードからのCV継続獲得を実現。「なぜその施策を行うのか」を丁寧に言語化し、流入・順位・CV改善を伴走支援。

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