Google検索「AI概要」に関する検索行動実態調査【全国1,104名対象/株式会社メディアリーチ調査】
更新日:2026年4月23日

監修者
株式会社メディアリーチ 代表取締役 松村 俊樹
兵庫県神戸市生まれ。2012年立命館大学卒業後、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)で採用支援に従事。2015年、米国デジタルエージェンシーPierry(現Wunderman Thompson)に入社し、日本支社立ち上げ、MAやSEOコンサルティングに従事。その後、富士フイルムグループ会社でグローバルデータベース型SEOに従事、2021年に株式会社メディアリーチを設立し、代表取締役に就任。日本国内企業や北米、欧州、中国本社のグローバル企業のSEO支援も行う。SEO経歴10年以上。デジマナMEETにLLMO関連で講師登壇 / 東京都中小企業振興公社運営のTOKYO創業ステーションイベントにLLMO関連で登壇
エグゼクティブサマリー
本調査は、株式会社メディアリーチが、生成AI時代の検索行動変容を定量的に可視化することを目的に、全国10代〜60代以上の男女1,104名を対象に実施したものです。
Google検索における「AI概要(AI Overview/AI要約)」の認知・利用実態、表示リンクのクリック行動、ならびに表示サイトへの印象を9設問にわたり把握しました。
※引用・紹介に関する注意点 |
調査結果を総括すると、AI概要はすでに「一部の先進的利用」にとどまらず、Google検索利用者の約4人に3人(76.3%)が日常的に視聴する検索体験へと広がりつつある可能性がうかがえます。
一方で、表示リンクをクリックした経験を有する層は47.6%に達し、AI概要は新たな"ゼロクリックゾーン"であると同時に、AI概要に表示された企業にとって有力な顧客接点として機能しうる側面も読み取れます。
また、表示サイトへの信頼・評価構造も注目に値します。表示リンクをクリックする際、46.96%の回答者が「企業名・ブランド名を確認してからクリックする」と回答しており、AI概要に表示される側のブランド認知がクリック率に影響を及ぼす可能性が示唆されました。
表示サイトに対して「Googleに選ばれた信頼できるサイト」または「専門性が高そう」と好印象を持つ層が35.3%に達する一方、「AIが勝手に選んだだけで信頼性は関係ない」とする層も29.9%存在し、評価が分かれる傾向もみられます。
LLMO(Large Language Model Optimization)におけるコンテンツ品質・E-E-A-Tの設計如何が、獲得できるブランドリフトの大きさに影響しうる点が示唆されます。
総じて本調査からは、AI概要が「検索流入を奪う脅威」という側面にとどまらず、「ブランドが信頼文脈の中で想起されうる新しいメディア面」としての可能性も示されています。
LLMO対策は、従来SEOの延長線上の戦術にとどまらず、ブランドマーケティング・広報・コンテンツ戦略を横断する論点として位置づけることが、有効な選択肢の一つと考えられます。

- エグゼクティブサマリー
- 1. 調査背景と目的
- 1.1 調査背景
- 1.2 調査目的
- 2. 調査概要
- 2.1 サンプル構成
- 3. LLMO(AI検索最適化)観点での6つのポイント
- ポイント1:AI概要は「日常利用される検索体験」として広がりつつある
- ポイント2: 表示リンクは約半数(47.6%)がクリック経験を保有
- ポイント3: クリック行動にはブランド認知が強く関連する
- ポイント4:AI概要の表示は「信頼シグナル」として作用しうる
- ポイント5:訪問後CV率は23.2%。購入検討意向との関連性がうかがえる
- ポイント6: 親和性が高いとみられるカテゴリは「購入検討」「ニュース」「ハウツー」
- 4. 設問別分析
- Q.1 Google検索の利用状況
- Q.2 AI概要の認知度と視聴頻度
- Q.3 表示リンクのクリック経験
- Q.4 表示リンクをクリックする動機
- Q.5 表示サイト訪問後の行動
- Q.6 クリック時のブランド(発信元)意識
- Q.7 クリックしない理由
- Q.8 AI概要に表示されるサイトへの印象(信頼性の評価)
- Q.9 クリックされやすいコンテンツカテゴリ
- 【横断分析】AI概要で満足する層とLLMO投資の含意
- 5. LLMOは「ブランド認知」「検索での露出」「コンテンツ品質」を一体で捉える必要がある
- 5.1 AI概要は「失う流入」だけでなく「獲得しうる新しいメディア面」
- 5.2 LLMOではブランド認知・E-E-A-T・コンテンツ品質のバランスが重要
- 5.3 測定KPIの見直し:クリックからブランド言及シェアへの拡張
- 7. 株式会社メディアリーチについて
- データ表示時のクレジット表記
1. 調査背景と目的
1.1 調査背景
2024年以降、Googleは検索結果最上段に生成AIによる要約「AI概要(AI Overview)」を標準表示し、OpenAIのChatGPT、PerplexityといったAI検索も急速にユーザー基盤を拡大しています。
この変化は、従来の「クエリ→10本のブルーリンク→クリック」というSEO前提の情報導線を根本的に変質させており、検索経由トラフィックに依存する多くの企業にとって、事業戦略の再設計を迫る外生ショックとなっています。
一方で、AI概要は回答生成の文脈で複数の外部サイトを表示元として提示するため、そこにAI概要に表示されること自体が新しい「ブランド露出面」として機能します。
検索エンジン最適化(SEO)から、大規模言語モデル向け最適化(LLMO:Large Language Model Optimization)への発展的な対応が、国内でも主要広告主を中心に急速に議論されています。
1.2 調査目的
本調査は、上記の構造変化を定量的に可視化し、LLMOが事業投資として正当化される根拠を提示することを目的に実施しました。具体的には、以下の4点を明らかにすることを狙いとしています。
日本の一般生活者におけるAI概要の認知度・視聴頻度の到達水準
AI概要内の表示リンクのクリック率と、クリック層の属性・動機
表示サイト訪問後の行動(購入・資料請求など事業価値に直結するアクション)
AI概要に表示されることによるブランド・信頼リフト効果の実在性と大きさ
2. 調査概要
調査名 | AI概要/LLMOに関する生活者実態調査 |
調査主体 | |
調査委託先 | 【調査委託先】 |
調査期間 | 【調査期間】 |
調査対象 | 全国の10代〜60代以上の男女1,104名(各年代・性別92名ずつ均等割付) |
調査方法 | インターネットによるアンケート調査 |
有効回答数 | 1,104名(男性552名/女性552名) |
設問数 | 全9問(うちSA:8問/MA:1問) |
※本調査は株式会社メディアリーチが自社で企画・実施した一次調査データです。引用時は「株式会社メディアリーチ調べ」と明記ください。
2.1 サンプル構成
年代 | 男性 | 女性 | 合計 |
10代 | 92名 | 92名 | 184名 |
20代 | 92名 | 92名 | 184名 |
30代 | 92名 | 92名 | 184名 |
40代 | 92名 | 92名 | 184名 |
50代 | 92名 | 92名 | 184名 |
60代以上 | 92名 | 92名 | 184名 |
合計 | 552名 | 552名 | 1,104名 |
3. LLMO(AI検索最適化)観点での6つのポイント
ポイント1:AI概要は「日常利用される検索体験」として広がりつつある
Google検索利用者(全体の75.3%)のうち、AI概要を「よく/たまに見ている」と回答した層は合計76.3%でした。AI概要は一部の先進的な利用者に限られる機能ではなく、日本の検索ユーザーの多くにとってデフォルト体験になりつつある可能性がうかがえます。
ポイント2: 表示リンクは約半数(47.6%)がクリック経験を保有
AI概要内の表示リンクをクリックした経験がある層は、AI概要を視聴した層の47.6%でした。AI概要を単なる"ゼロクリック領域"として捉えるだけではなく、約半数の利用者が能動的に表示サイトを訪問する新たな導線として機能しうる側面が示唆されます。ただし、今後は流入数を追いかけるべきではなく、質の高い流入をどう確保するかが重要になってくると考えれます。
ポイント3: クリック行動にはブランド認知が強く関連する
表示リンクをクリックする際、46.96%が「どこのサイトか(企業名・ブランド名)を確認してからクリックする」と回答しました。AI概要経由のクリックは、ブランド認知が確保されている発信元で発生しやすい傾向がうかがえ、ブランド指名検索と類似した構造を持つ可能性があります。
ポイント4:AI概要の表示は「信頼シグナル」として作用しうる
AI概要に表示されるサイトへの印象は、「Googleに選ばれた信頼できるサイト」22.1%+「他のサイトより専門性が高そう」13.2%の合計35.3%が好印象を示す一方、「AIが勝手に選んだだけで信頼性は関係ない」とする層も29.9%存在し、評価が分かれる傾向もみられます。LLMO対策ではE-E-A-Tを満たすコンテンツ品質が、獲得しうる信頼リフトに影響する可能性があります。
ポイント5:訪問後CV率は23.2%。購入検討意向との関連性がうかがえる
表示サイトを訪問した人のうち、購入・資料請求・会員登録などCV直結行動を取った層は23.2%でした。クリック動機としても「商品・サービスの購入・申し込み検討」が男性17.1%/女性22.1%と一定割合を占めており、AI概要経由の流入は購入検討動機を含む可能性が示唆されます。
ポイント6: 親和性が高いとみられるカテゴリは「購入検討」「ニュース」「ハウツー」
AI概要の表示リンクをクリックしやすいカテゴリは、「商品・サービスの購入検討」35.1%、「ニュース・時事情報」32.5%、「ハウツー・やり方調べ」25.0%が上位でした。カテゴリによってクリック傾向と訴求層が異なる可能性があるため、LLMO投資は事業KPIとの整合を取ったカテゴリ選定から設計することが一つの有効な進め方と考えられます。
4. 設問別分析
Q.1 Google検索の利用状況
直近1か月以内にGoogle検索を利用した割合は、全体で75.3%となりました。年代別では30代以降の男性、および10代・40代で利用率が比較的高く、20代は男女ともに7割を下回る結果となっています(男性68.5%/女性65.2%)。
20代については他の情報取得手段(SNS・生成AIなど)の利用比率が相対的に高い可能性も考えられますが、それ以外の年代ではGoogle検索が主要な情報接触チャネルの一つとして機能している状況がうかがえます。

図1:直近1か月以内のGoogle検索利用率(年代別・男女合算、n=1,104)
Q.2 AI概要の認知度と視聴頻度
Google検索利用者を母数とすると、AI概要を「知らなかった(本調査で初めて知った)」と答えた層は8.5%にとどまり、91.5%が何らかの形でAI概要の存在を認知しているという結果が得られました。
さらに、「よく見ている」40.6%+「たまに見ている」35.7%を合計した76.3%が、AI概要を日常的に視聴している層と捉えられます。年代別の傾向として、10代では「よく見ている」比率が10代男性59.4%/10代女性70.0%と他年代より高く、若年層ほどAI概要への接触頻度が高い可能性がうかがえます。

図2:AI概要の認知度(全体・Google検索利用者ベース n=831)

図3:AI概要の認知率(年代別・「よく見ている」+「たまに見ている」+「見たことはある」の合計)
Q.3 表示リンクのクリック経験
AI概要内の表示リンクを「よくクリックする」11.1%、「たまにクリックする」36.6%の合計47.6%が、クリック経験を有しているという結果でした。
年代別でクリック率(よく+たまに)を比較すると、10代男女(男性59.4%/女性54.4%)および20代(男性50.9%/女性56.9%)で比較的高く、50代以上で相対的に低下する傾向がみられました。
40代では男女差が大きく(男性57.5%/女性35.5%)、年代・性別ごとに挙動が異なる点にも留意が必要です。

図4:AI概要の表示リンクをクリックした経験(全体 n=760)

図5:表示リンクのクリック経験率(年代別、男女合算)
Q.4 表示リンクをクリックする動機
クリック動機の全体トップは「AI概要の内容が本当に正しいか、一次情報で確認したかった」(33.1%)で、特に男性で強く表れています(男性41.7%/女性22.7%)。
一方、女性では「もっと詳しく・深く知りたい」(23.9%)が最多となり、性別で動機の優先順位が異なる傾向がうかがえます。全体としては「一次情報の確認」と「購入検討」の二軸がクリック動機の主要ドライバーである可能性が示唆されます。

図6:AI概要の表示リンクをクリックする動機(全体 n=362、最も近い1つを選択)
Q.5 表示サイト訪問後の行動
表示サイト訪問後の行動は、「1ページ見てすぐ戻った(情報確認で済んだ)」38.1%が最多で、情報確認型の行動が比較的多くを占める傾向がうかがえます。
一方、「購入・申し込み」10.5%、「問い合わせ・資料請求」6.6%、「会員登録・メルマガ登録」6.1%を合算したCV直結行動は23.2%でした。
AI概要経由のクリックの一部が事業成果に結びつく可能性も示唆されますが、選択肢の構造上、複数の行動を同時に取った層は単一回答に集約されている点には留意が必要です。

図7:表示サイト訪問後の行動(全体 n=362)
Q.6 クリック時のブランド(発信元)意識
表示リンクをクリックする際、「どこのサイトか(企業名・ブランド名)を確認してからクリックする」46.96%、「サイト名は見るが、知らなくてもクリックする」24.31%、「サイト名はあまり見ていない」19.89%という結果となりました。
約半数が発信元のブランド名を確認してからクリックしている傾向がうかがえ、AI概要に表示されるサイトのブランド認知が、実際のクリック行動に影響する可能性が示唆されます。
LLMOにおいては「AI概要に表示されること」をゴールとするのではなく、「ブランド認知が確保された状態でAI概要に表示されること」がクリック・流入につながりうる視点も重要と考えられます。

図8:表示リンクをクリックする際の発信元(サイト名)への意識度(全体 n=362)
Q.7 クリックしない理由
表示リンクをクリックしない主な理由は、「どのサイトが表示されるかわからず、信頼できるか判断できないから」22.1%がトップ、次いで「クリックしなくても目的(情報収集)が達成できているから」20.3%、「表示リンクの存在に気づいていなかった」19.9%、「AI概要の情報だけで十分で、それ以上調べる必要がないから」15.3%と続きます。
特に1位の結果は、発信元が不明な場合に慎重になる傾向がうかがえるもので、ブランド認知度が十分でないサイトがLLMO対策のみでクリック獲得を目指すと、効果が限定的になる可能性も考えられます。

図9:AI概要の表示リンクをクリックしない主な理由(全体 n=398)
Q.8 AI概要に表示されるサイトへの印象(信頼性の評価)
AI概要に表示されるサイトへの印象は、「Googleに選ばれた信頼できるサイトだと思う」22.1%、「他のサイトより専門性が高そうだと思う」13.2%の合計35.3%が"ポジティブ印象"を示しました。
一方、「AIが勝手に選んだだけで、信頼性は関係ないと思う」29.9%と約3割が懐疑的な見方を示しています。年代別では、特に50代で「AIが勝手に選んだだけ」の比率が高く(40.7%)、年代によってAI概要での表示への信頼度に違いがみられる可能性があります。
10代と30代ではポジティブ印象率が4割を超える一方、20代・40代以上は3割前後にとどまる結果でした。
本結果からは、LLMO対策を「AI概要に表示される」だけで完結させず、「AI概要に表示された先のコンテンツが評価されるレベルまで作り込む」視点も併せて検討することが有効と考えられます。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を欠いた状態での表示は、ポジティブなブランドリフトに必ずしもつながらず、場合によっては訪問ユーザーの期待値とのギャップを生む可能性も考えられます。

図10:AI概要に表示されるサイトへの印象(全体 n=760)

図11:AI概要表示サイトへの印象 ポジティブ/ネガティブ率(年代別)
Q.9 クリックされやすいコンテンツカテゴリ
AI概要の表示リンクをクリックしやすいカテゴリは、全体で「商品・サービスの購入検討」35.1%、「ニュース・時事情報」32.5%、「ハウツー・やり方調べ」25.0%が上位となりました。
性別では、女性で「料理・レシピ」34.2%、「健康・医療」29.7%が相対的に高く、男性は「仕事・ビジネス」26.8%、「金融・保険・投資」22.5%が高い傾向がうかがえます。
カテゴリによってクリック傾向や訴求層が異なる可能性があるため、LLMO投資は事業ドメイン/ターゲットに応じたカテゴリ選定と、それに紐づくキーワード・プロンプト設計を検討することが有効と考えられます。

図12:AI概要の表示リンクをクリックしやすいカテゴリ(全体 n=760、複数選択)

図13:同上 性別比較
【横断分析】AI概要で満足する層とLLMO投資の含意
表示リンクを「クリックしない」と回答した層に理由を尋ねると、「AI概要の情報だけで十分」15.3%と「クリックしなくても目的が達成できている」20.3%を合計した35.7%が、AI概要で情報ニーズがおおむね完結している層と捉えられます。
この層に対してはLLMO対策を施しても「クリック流入としては獲得しにくい」一方、「AI概要本文内で自社のブランド名がメンションされること」自体がブランド接点となりうるセグメントとも考えられます。
LLMOのKPIを設計する際は、"表示リンククリック数"のみに依拠せず、「AI回答文中のブランド言及回数(メンションシェア)」を併せて捉える視点も有効と考えられます。

図14:AI概要だけで満足してしまう層の割合(年代別)
5. LLMOは「ブランド認知」「検索での露出」「コンテンツ品質」を一体で捉える必要がある
5.1 AI概要は「失う流入」だけでなく「獲得しうる新しいメディア面」
本調査からは、AI概要を「既存の検索流入を失う脅威」としてのみ捉える視点への一石となる結果がうかがえます。
AI概要の日常視聴率は76.3%、表示リンクのクリック経験率は47.6%に達し、AI概要に表示された企業にとっては、従来SEOでは到達しにくかった「AIが生成する回答の中で、第三者推薦的に自社名が示される」という新たなブランド接点となる可能性も示唆されます。
この接点は、ディスプレイ広告・記事広告とは異なる文脈性を備えた情報源としての性格を持ちうるため、LLMOをブランディング投資の文脈でも捉える余地があると考えられます。
5.2 LLMOではブランド認知・E-E-A-T・コンテンツ品質のバランスが重要
クリック動機(Q.4)、ブランド認知意識(Q.6)、クリックしない理由(Q.7)、表示サイトへの印象(Q.8)を併せて読むと、AI概要経由でクリック・CVに繋がりやすいサイトには、いくつかの共通項が見えてきます。
具体的には、①ブランド認知度が一定程度確保されている、②一次情報としての信頼性・専門性(E-E-A-T)を備えている、③購入検討・一次情報確認・深掘り学習のいずれかの検索意図に対応するコンテンツ品質を持っている、といった傾向です。
LLMO対策を「プロンプトへの技術的な対応」のみで完結させず、ブランド資産・コンテンツ資産の蓄積として中長期で取り組む視点も重要と考えられます。
5.3 測定KPIの見直し:クリックからブランド言及シェアへの拡張
従来SEOの代表KPIである「検索順位」「クリック数」「CVR」に加え、LLMO時代には「AI回答における自社言及回数(Share of Voice on AI)」「表示リンクとしての露出回数」「AI概要に表示された文脈(ポジティブ/ネガティブ/中立)」といった新たな指標の整備も有効と考えられます。
本調査でAI概要で情報ニーズが完結する35.7%のセグメントに対しては、クリックを介さずともAI回答本文中での想起自体がブランドへの寄与となる可能性があります。
KPI定義をアップデートすることが、経営層に対してLLMO投資を説明する際の一つの拠り所になりうると考えられます。
7. 株式会社メディアリーチについて
株式会社メディアリーチは、SEOおよびLLMO(生成AI検索最適化)を軸に、大阪・東京を拠点として300社以上のSEO/コンテンツマーケティング支援実績を持つコンサルティング企業です。2025年3月には、ChatGPT・Perplexity・Google AI Overview対応を目的とした「LLMOコンサルティングサービス」の提供を開始し、日本における生成AI検索最適化の先行事業者として活動しています。
本調査に関するお問い合わせ・取材のご依頼は、下記までお願いいたします。
会社名 | 株式会社メディアリーチ |
サービス | SEOコンサルティング/LLMOコンサルティング/コンテンツマーケティング支援 |
コーポレートサイト | |
お問い合わせ |
データ表示時のクレジット表記
「株式会社メディアリーチ調べ」または「メディアリーチ『AI概要/LLMOに関する生活者実態調査(2026年4月)』」と明記ください。グラフ・数値の転載は事前許諾不要ですが、設問文・調査票全体の二次利用については当社までご連絡ください。
本記事の内容には万全を期しておりますが、情報の正確性や完全性を保証するものではありません。万が一、誤りや不適切な表現等を発見された場合は、以下の方法でご連絡いただけますと幸いです。
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